統合失調症

ある日、耳元で誰かが話していると訴える様になった。夜に誰かが部屋に入ってくる、身体に機械を埋め込まれたなどと話す様になったため、家族の者が心配をし て病院を受診するように勧めた。本人は、病識がなく、定期的な通院もすることができず、病状は悪化の一途をたどった。その後、突然、家出をするなど行動が 危険になった。また、些細なことで腹を立て、感情のコントロールができなくなることが頻繁にあった。希死念慮も強く、行動が危険であり、金銭管理も全く行 うことができない状態であった。障害年金申請の依頼をご両親から頂いた。認定日頃の病院が他県であるなど、診断書の取り寄せに時間がかかった案件。

認定 : 遡及  障害基礎年金2級