高次脳機能障害・うつ病

車を運転している時に、衝突事故を起こした。事故後、身体の不自由さから、脳へのダメージがあることに気が付かずにいた。身体が不自由になったことにより二次的障害として、うつ病を発症した。抑うつ気分も強く、いらつくことも多くなった。感情のコントロールができなくなり、人に対して攻撃的になることも頻繁にあった。精神的に限界に達し、精神科を受診したところ、高次脳機能障害の疑いがあるとして、専門の病院で検査をした。高度の記憶障害があり、高次脳機能障害であることと、うつ病を発症している旨の説明があった。
事故から2年以上も経過して、初めて高次脳機能障害であることがわかった。短期記憶ができなくなり、毎日、メモを取るが、メモを取ったことを忘れてしまい、日常生活に著しい支障をきたしていた。時に、自分が何を話していたかも忘れてしまうことがしばしばあった。また、身体の不自由さから、抑うつ気分が強く、1日、何もしない状態の日が続くことも多くある。障害年金2級が決定して、大変喜ばれた。

認定:障害厚生年金2級+障害基礎年金2級