広汎性発達障害

幼い頃から変わった子と言われていたが、周囲の者に発達障害だと気が付く者はなかった。大学を卒業し就職したもののトラブルが続き、継続的な就労ができない状況に陥っていた。社会のルールを理解することができない、職場の人間とのコミュニケーションがうまく取れない等、浮いた存在であった。その後、病院を受診し、広汎性発達障害であることがわかった。生活は破綻し、金銭管理も出来ず、借金が膨れ上がり自己破産をしてしまった。その後、障害年金の申請を自分で行うが、3級認定となる。自分自身の現状を考えるに2級ではないかとの相談を受け、出生から現在までのヒアリングを行った。審査請求には、ヒアリングで行ったことをしっかりと記載した。遡及も2級に認められ喜んで頂けた案件。

認定:遡及  障害厚生年金2級+障害基礎年金2