ポリオ後症候群

3歳の時にポリオを疾患し、その際に足の手術を行った。その後、ほとんど後遺症もなく日常生活を過ごしていた。症状が出現したのは、実に50年以上の時を経た後であった。階段の昇降が辛くなり、息切れもひどくなったため、病院に行くと、ポリオ後症候群の疑いがあると言われた。その後、急速に病状が悪化し、車いすの生活となった。3歳の時の初診日を覚えている知り合いも少なく、申請そのものが難航した。審査の途中で病院への照会等も入り、申請から実に1年の時を経過してやっと認定がおりた案件であった。無事、認定が取れとても喜んで頂けたが、認定までに長い時間を要したため、もう少し早く認定が取れないものかと行政のシステム等に関して、色々と考えさせられた案件であった。

認定:障害基礎年金2