強迫性障害・うつ病

元々、きれい好きな性格であった。潔癖症の様な症状が強く出始めてから、日常生活に支障をきたす様になった。家の鍵を何度も確認したとしても不安になった。手を洗い始めると、手の皮がむける程に洗い続ける状態であった。風呂へ入ると何度洗髪しても汚れている様に感じ、髪の毛がボロボロになるまで洗った。次第に精神的に追い詰められ、引きこもり状態に陥った。依頼の電話を頂いた時には、すでに10年以上も引きこもりの状態が続いているとのことだった。強迫性障害については、認定が取りにくい旨を説明した上で、遡及請求についてもあきらめずに頑張りましょうとのことで申請をした。長年の辛さや苦しみ、悲しみ全てを盛り込み、申立書を作成した。遡及について全て1級が認められ、大変喜んでいただけた案件。

認定:遡及  障害基礎年金1級