妄想障害

不眠、意欲の低下、抑うつ感などを自覚する様になった。次第に奇声を発したり、一人言を言う様になるなど異常な行動が目立つ様になった。自傷行為も度重なり、希死念慮が強くなり行動が危険になっていった。
1人でいると、天使と悪魔が会話をしている声が聞こえたり、何人もの人に自分の悪口を言われている声がするなど、症状は悪化の一途をたどった。生活のために働き始めるが、継続した就労は困難であった。
遡及に関しては、病院を転院していたり、数年にわたり就労しているなどかなり困難であると感じたが、少しの可能性でもあれば遡及を行うという当事務所の方針を伝え、書類を整えて申請した。
特に遡及分の診断書等について今までのノウハウを生かし医師に作成依頼をし、しっかりと5年遡及が認められ大変喜ばれた案件。

認定:遡及  障害基礎年金2級