血管性認知症・器質性気分障害

過酷な業務上、脳梗塞を起こし倒れ救急車で病院に搬送された。大変重篤な状態であり、なんとか一命を取り留めた。後遺症として軽い半身麻痺と脳へのダメージがあった。検査の結果、広範囲にわたる脳へのダメージがあり、血管性認知症と判断された。その後、身体の不自由さなどから、器質性気分障害を発症した。障害年金の申請に関して、通常はご家族の方からの相談があるが、ご本人の強い希望により出来るところまで自分で行ってみたいと話された。難しい点の説明に関しては夜にご家族の方へ説明をし、申請に関することのほとんどは本人と電話で話をして進めていった。病院へ行く際も、医師へ診断書を依頼する際も常に前日、当日、直前と電話で話し、私自身もサポートが大変であったが、全面的に信頼してくれ常に連絡をいれてくれたこととても嬉しかった。沢山の社労士に電話をしたが、共済年金についての知識がない、もしくは申請をしたことがないとのことで依頼する決断ができなかったとのこと。当事務所への相談電話の時、依頼者が属している共済組合の年金申請が独特であることや申請経験も豊富にあったことから、様々なアドバイスや申請の流れをアドバイス。決定があった時に「白石さんにお願いをしていなかったら、こんなに良い結果が生まれなかった。有難うございました。」と言われ胸がいっぱいになった。

認定:遡及  障害共済年金2級+障害基礎年金2級