慢性腎不全

腰の痛みを感じることが多くあり、その場に立っていることも辛くなったため、病院を受診した。医師から、多発性腎嚢胞であると言われ、治療を行っていたが、改善されることはなく、ひどく自覚症状が出たのは、人工透析を開始する1年前からであった。身体が辛く、身体のむくみ、息切れ、動悸もひどくなった。障害年金を申請するにあたり、初診日から実に25年もの時が流れており、知り合いから専門家にお願いをした方が良いとのアドバイスを受けたとのこと。慢性腎不全は、初診日の確定が重要であることから、初診日に関するヒアリングを重点的に行った。慢性腎不全の場合は、遡及する条件をほとんど満たすことができず、今後の年金を受け取る申請の方法(事後重症請求)となるため、日にちが大きな決め手となる。1ヶ月遅れると1ヶ月分の年金を受け取れなくなることになるため、依頼を受けたその月に年金申請を行うことを念頭に置き動かねばならず、大変であったが無事に認定が取れ、喜んで頂けた。

認定:障害基礎年金2