脳脊髄液減少症

小学校低学年の時に体育の授業で鉄棒から落下した。その後、頭痛、めまいに襲われ、学校を休みがちになった。発症当初、脳脊髄液減少症という病気はまだ発表されておらず、てんかん、うつ病、身体表現性障害、顎関節症等、様々な病名を告げられドクターショッピングを繰り返している内に、高校生になった。ようやく初めて病名がわかり、脳脊髄液減少症の治療が始まった。それまで長い間、適切な治療がされていなかったこともあり、病状はかなり深刻であった。めまい、頭痛などから起立時間は1日2~3時間程度であり、ほぼ1日中横になって過ごしていた。数分しか持続して立っていることができず、その数分の合計時間が2~3時間程度である程に重症であった。外出時は車いすでの移動であり、常に家族の者の付き添いが必要であった。初診日を固めることが非常に難しく20年以上も前日付であったためカルテの保存もなかった。当時の主治医の方に当時の様子を記載して頂くなどして申請をした。1級認定で大変喜んで頂けた。

認定:障害基礎年金 1級