脳性麻痺 四肢麻痺 頸椎症性脊髄症

出生時から脳性麻痺の状態であった。3歳になる頃でも立つことはおろか伝い歩きも出来ない状態であったが、脳性麻痺は治る病気ではないとの判断から病院を受診することもなかった。大人になり、就職をする時に身体障害者手帳が必要となり、病院を受診した。その受診日は、今から25年近く前のことであった。初診日の確定などに気を遣いながら進めていった。診断書作成依頼文には、現状をしっかりと伝える様工夫もし、病歴も出生から現在に至るまでを詳細に記載した。歩行困難な上、言語機能の低下もあった。1級認定が届いた時には、本当に喜んで頂けた。本来なら、もっと前から障害年金を受け取ることが出来ていたに違いないと考えると、残念で仕方なく思った。国として国民に障害年金という制度を周知させる義務があるのではないかと思わずにはいられなかった。

認定:障害基礎年金1級