頚髄症・下肢骨折変形治癒

幼少期にトラックに轢かれ瀕死の重傷を負ったものの、病院へ救急搬送され一命を取り留めた。意識が戻った時は集中治療室に入っており、片足の破裂、十数か所の複雑骨折等の重症で奇跡的に一命を取り留めた状態であった。その後、幾度となく手術を繰り返され現在に至るとのことであった。実に事故40年以上も経過しており、初診日についてはカルテの保存もなく廃業している病院もあった。20前障害であったため、初診日不確定につき不支給とならないためにも、当時の事故などがかかれた新聞等を探したものの、新聞の保管もなかった。唯一、身体障害者手帳発行に日付を頼りに意見書を探した。幼少期からの転居などを追って、手帳の意見書を探したところ、40年以上も前の医師の意見書が見つかった。20歳前障害の場合、初診日についての証明を確実に20歳前で固めて書類を作成する必要がある。無事に障害年金が支給され、喜んで頂けた。「白石さん以外の人だったら、ここまでやってもらえなかったと思う。良い人に巡り合えてよかった。」の言葉が一番の私へのご褒美となった。

認定:障害基礎年金2